今日は草刈り。


長洞元気村周辺の草刈り・草取りの共同作業5/20 15:00~の連絡も一斉メール。作業終了後は黒崎仙峡温泉で夕食会。仮設住宅の環境改善は自分たちで行うのが基本(長洞流)ですが、携帯電話はコミュニティの宝ですね。草刈り機の試運転の音が聞こえますが、住宅に置く場所がないのが悩みです。

「もやい」


「どんこ差し上げます。袋を持って集まってください。」5/18 夕方、元気村一斉メールが入った。集まった人には40cmは超えるエゾアイナメが2匹ずつ配られた。東京経済大の森反教授は「もやい」という漁村集落に残る風習だと言う。富める時も貧しき時も支えあって生きていく素敵な風習である。

これがドンコ(エゾアイナメ)美味しいよ。

高台から元気村と只出漁港を望む

 

地域性を踏まえて、の言葉の重み。


今回の議論では「公平性・平等性」の言葉は一言も出ることはなかった。その言葉が今までできないとした理由だっただけに期待も膨らむ「地域性を踏まえて」の言葉の重みを漁村集落の被災者の目線で考え・感じてほしい。今回はなでしこ会も同行、その効果は覿面、やっぱり歴史を動かすのは女性の力だ。

高台移転の要望を提出します。


久保田副市長に高台移転の要望書を提出します。5/15 高台移転希望者全員集会で要望書を確認、5/17 16:20 ~時間を取っていただきました。長洞分の災害公営住宅を長洞に建ててもらえるのか。はっきりした回答をお願いしたいと思います。立ち止まってはいられません。前に進みます。

パオお披露目、話は高台移転に及び・・・


パオのお披露目会に読売新聞と河北新報の記者も参加、暖かいふっくらしたナンに舌ツツミを打った。話は高台移転と住宅再建に及んだ。公営住宅での移転を目指すMさん「長洞以外の所に行けというのなら、浸水した元屋敷にプレハブでもダンボールででも建てて住むことにする。」怒りを押し殺して言った。

元気村中央通りの奥にパオが建っています。

パオお披露目会をやります!


パオでの全員集会&パオお披露目会を開催します。なでしこのみなさんがナン焼きにチャレンジ。集まった方々にはおすそ分けもありです。あいにくの天気で予定通りいかないこともあるかと思いますが、チャレンジャーに拍手です。考えてみれば長洞元気村そのものがチャレンジャーですね。がんばります。

遠野から。


後方支援基地遠野情報班の平井さんが御嬢さんと一緒に来村。キリムの模様に囲まれたパオの中でお互いの活動状況を交流。平井さんからは「やかまし村の今年度の企画」や「情報班の様子」など、私からは高台移転やパオ建設の近況について。異国と昔を感じながらITの活用と情報発信について語りました。

花の力、草の力。


「花の力プロジェクト」主催のオランダフェスティバルにちょっとだけ参加してきました。チューリップが満開の花畑が風に揺れ見ているだけでウキウキして来るのでした。長洞元気村に帰って突きつけられたのは「草刈り・草取り」の厳しい現実。花の力?草の力?人の力?花がある日常はまだまだ先かな。

行政の姿勢を問い直したい。


「役所職員が地区を回ることができないので情報を得たい場合は役所に来るようにしてほしい。」仕事を休んで誰が役所に行けるのか。上意下達の旧態システムから抜け出せない行政姿勢に不満爆発。「やらない、やれない、金がない。」市民から夢を奪う理由付けだけは一流だ。昨晩の市議会報告会でのこと。

自立再建への支援、その現実。


自立再建の世帯にも水道工事費などの支援を限度額200万円で実施する。との情報を基に約100万円の水道工事費で補助金を申請した被災者が受けた補助金は7万円だったと言う。
今の行政を象徴するような話に厭きれてしまう。字面は格好よく踊るが実体はない。行政を信じてほしいと言われても・・ね