伝える復興支援、求む。


気仙川を遡上する鮭の水揚げの手伝いに息子が行ってきました。日に日に数も増え手ごたえを感じたようです。定置網のサケ漁が漁協・水産業の趨勢を決めるとの認識で頑張っている姿はたいしたもんです。「広田湾漁協の頑張り広報をどなたか支援できないでしょうか。」伝えることも復興支援です。

携帯メールで「なでしこ通信」!!


ケータイメールをなでしこ通信と呼び「今日は朝市です」とメール配信されるようになりました。携帯電話の使い方も分からなかった方々がそうやってメール通信を楽しんでいます。笑顔の集まる土曜市でしたがいつの間にか日曜朝市に変わっていました。なでしこ隊の声がにぎやかです。

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冬物衣類は札幌市の方からの支援物資です

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庇撤去に思う。


いよいよ庇の撤去作業を始めた世帯があります。図面も工事内容も示されない中で思うのは、まわりの方々に迷惑をかけられない。という思いである。せめて図面を示して説明できないものだろうか。仮設に住む被災者に失望感や不信感を募らせているのは、話し合いを拒む行政姿勢だと思ってしまう

お達しと結い。


「陸前高田市は市民ともっと話をしてほしい。」という声が続いている。お達し(行政システム)と結い(地域コミュニティ)のたたかい、これが共働の街づくりの出発点でもあろう。被災民や市民が動いていないのではない、リーダーシップを発揮すべき市のベクトルの方向が違っているように思う。

風除室か庇か。


自ら設置した庇を撤去して風除室を希望する。そのままにして風除室を希望しない。のどちらかを選択してください。図面も写真も示されないのでどんなものが作られるのか分からない中での希望調査です。立ち上がろうとする被災者に立ちはだかるのは旧態然とした行政システムなのかもしれません。

復興計画のがんばりどころは。


復興計画のタイムスケジュールがないんです。「国の対応が決まっていないから」と市。何時までにこうやりたいというビジョンがない。こうやれという国からの支持を待っているだけなんですね。がんばっているとは思うのですが頑張るところが違うのではないかと思わされてしまいます。

ドイツからヤンさん視察に来村


日本のボランティア団体を支援しているドイツのアクションメディオールのヤンさんが長洞元気村のお茶っこ会を訪ねてきました。提供した資金がどのように被災者のために使われているかを確認していました。ドイツでも陸前高田市の様子が報道されているということでした。

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復興計画説明会・・・


震災復興計画広田地区説明会では熱の入った質疑が交わされた。飛び地分散型防災集団移転・市役所の高台建設・中学校統合・基幹道路と避難路の整備etc、資料は当日の会場で配布、1時間の説明で質疑。被災民の要望を受けて復興局長「基本構想を修正することは考えていない。」と。何のための説明会?

大忙し・・・


高台移転にかかわる地権者との話し合い(3件)、神聖なる恵比寿様の補修共同作業、津波到達点の表示ポール建て、復興計画にかかわる質問要望書の作成、共同通信社・河北新報・NHK・福岡さん・細谷さんの取材・面談、IT管理者講習会(35台の携帯に一斉送信の確認) サンキューです 乾杯です

安全な高さに安心しないで。


復興まちづくり構想図(案)では津波浸水域を嵩上げして市役所庁舎を建設するという。「安全な高さまで(5m)嵩上げすれば安心だ。」という考え方のようだがそれが一番怖い。避難場所として指定されていたところに誘導されて亡くなった市職員や市民はそこが安全だと思っていたのだから。