GWも建設会社は仕事、仕事。


建設会社で働く被災者が「納期が迫ってGWも仕事だ。」と言って出かけて行きます。住宅再建にむけてまずは働いて働いての資金確保。帰省して来た家族との団欒もつかの間、それでも仕事があることに感謝しているわけです。夢「パオ」プロジェクトは、お手伝いの方々を募集して5/2・3に再開します。

囲炉裏・玄関周りの整備作業です。

こんな感じです。夢「パオ」プロジェクト

笑顔の集まる土曜市、本日開催です!!


「笑顔の集まる土曜市」が延期になって本日日曜日に実施、どんこ(魚)カニ・山芋が売りに出されます。誰かわからないのですが、野菜を置いて行った人もいます。「売ってください。」と言うことでしょう。昨日収穫した「たらっぽ」は安仲さん(東中野パオ)へ売約済。笑顔の交流が元気村の宝です。

カニの奪い合いです。

いよいよGW。パオは5月3日完成予定です。


いよいよゴールデンウィーク突入。遅れに遅れた桜の開花も今は満開。今日はパオ隊の方々とじっくりと部材を見ながら一緒に作業を進めます。夢「パオ」プロジェクト5月3日の完成予定。遊牧民と大陸の風情を感じ取れる長洞元気村。パキスタンで足止めになった、あの「パオが建つ」信じられません。

ヤギと羊の毛でできた平帯?

玄関入口も完璧です

夢「パオ」プロジェクト!


パオ隊3名来村。パオの建設作業が始まりました。円形の土台の上に格子状の骨組みが設置され、元気村の雰囲気も興味津々ウキウキです。長持ちさせるには囲炉裏で火を炊き燻蒸することが必要とのこと、お湯を沸かしお茶会を日課としたいものです。夢「パオ」プロジェクト、今日は雨・作業は一服かな。

岩手日報さんなでしこを取材。


岩手日報・陸前高田支局の芳賀記者が、長洞元気村の中の「なでしこ」の位置づけや役割を取材。只出漁港の防潮堤の高さ・高台移転の市長答弁(軟化)が主な議題の集会も取材、今週始まるパオの建設やコミュニティが守られた長洞集落の強みに興味津々。信頼関係(絆)が復興の力になっている。と感心。

雨上がり、あおぞらが眩しい。


仮設住宅のガラス戸から見える青空が眩しく輝いて見えます。雨上がりのせいかもしれません。昨日少しだけの土木工事の手伝いをしたら体中の筋肉が悲鳴を上げて、今朝は一つひとつの動作がぎこちなくなっています。体の痛みも眩しい青空も清々しい感じで気持ちのいい朝です。今夜、元気村集会7時半。

被災者の意を汲む行政に!


のんびりと新聞をひろげると「高台移転協議会が設置されていない地区対象の住宅再建等説明会」の記事。進んでいない復興行政。まるで不安を煽る記事だ。せめて今回からは説明して丸投げの行政スタイルは改めてほしいなぁ。被災者の意を汲む行政になってほしい。「不公平になるから変われない?」ってか!?

鯉のぼりが泳いでいます。

忘れ去られるのは怖い。


隣のオンちゃんに「マスコミ関係者も来ず静かになったはいいが復興は大丈夫なのか。」と聞かれた。忘れ去られることが怖いのは俺も同じである。オンちゃんは賑やかに人が出入りする様子から復興へのプロセスを感じ取っているのかもしれない。でも、のんびりした充電時間も重要だと自分に言い聞かせた。

パオの土台づくり

こんなにできましたよ

公営住宅、地域性踏まえ検討へ。


「地域性踏まえ検討」陸前高田市長は災害公営住宅の「基本的な考え方はこれまで通り」としながらも「戸数が集合住宅にならない地域もあり、地域に合った形の中で、内部で検討する時期もそろそろくるかと思っている。」と、市議会で答弁。考えに柔軟性を持たせた。4/19東海新報。ほんの少し前進。

住民合意と自然を活かした復興ビジョンが。


長洞元気村周辺の山々の杉の木の伐採がすすむ。伐採業者が「今伐採すれば売れる(金になる)。」と言って営業をしていると言う。陽当たりや眺めは良くなって最高なのだが、こんなにも伐採が進むとどこか違和感を感じてしまう。住民合意を丁寧に進めた自然を活かした復興ビジョンが必要だったんだなぁ。