津波で流されてしまった長洞地区公民館落成です、高台に新築完成しました。仮設住宅暮らしでは手放しで喜んでもいられませんが、本格復興に向けての一区切りです。
昨日1/11(土)の読売新聞、地方部長の依田裕彦さんが長洞元気村を取材した「暮らし再建 安心も誇りも」との記事を寄稿している。「住宅だけじゃない、海との繋がり、人と人とが交わり、安心と誇りとともに生活できる場所を再生することが復興」大槌町の副町長である大水敏弘さんの言葉を引用し、苦境を乗り越える地域の力に期待がかかる。と結んでいる。私は、陸前高田市の場合は地域の力と行政側の努力(方針転)に期待したい。地域住民が何を誇りに生きてきたのか生きていこうとしているのかひざを交えて住民と話し合うことから復興が始まるのではないかと思う。海で暮らしていた人を海から引きはがすことだけは慎んでほしいものだ。大水さんは長洞仮設住宅建設を決断してくれた当時の県の建設部長である。この決断のおかげで今の活力に満ちた長洞元気村がある。今年は本設住宅建設に向けた大事な1年になると思う。