「災害公営住宅をどこに建設したらいいのか。」広田町高台移転協議会で市に提案することを確認。町内で何世帯の公営住宅希望者がいるのか、先ずはそこから。「市がすすめる地権者交渉がうまくいっていないのではないか。」そんな思いや噂が被災者を一層不安にさせている。動かずにはいられないのだ。
月別アーカイブ: 2012年6月
7/3霞ヶ関ナレッジスクエアでシンポに登壇します。
霞が関ナレッジスクエア特別シンポジウムが7/3に開催、復興庁の岡本全勝統括官を交え意見交換。行政における公平性・平等性の壁「陸前高田市の課題」が私のテーマである。戦後から災後へ、目線も意識も変わらなければ意味がない。復興まちづくりの地域コミュニティの在り方じっくりと話してみたい。
只出漁港の防潮堤10.9mに。
只出漁港の防潮堤の高さが10.9mに決まった。被害を受け家を修復して住んでいる方々が高い防潮堤をお願いしたいと言えばそう決まるのは極めて自然な形である。説明会の中で、高田松原の防潮堤が12.5mで決まっていると当局。誰がそう決めたのか、住民合意のプロセスを含めて教えてほしい。
消費税増税は住宅再建にも重く。
昨夜の役員会議でのこと。「消費税増税で被災者の住宅再建が難しくになるじゃないか。2000万円の家で200万円の消費税、大変だなぁ~。」賛成か反対かではない。頼みの綱だった住宅再建加算金200万円は結局は持ってかれてしまうのだ。急ぎ再建できる人は消費税100万円で済む。急げ急げか?
災害公営住宅しかないのか・・・
長洞集落に災害公営住宅を建てることとするのかしないのか。6月中旬までに文書で回答いただきたい。と1か月以上前に要望書を提出していたのだが市からの応答がない。6/25電話をしてみたら、災害公営住宅供給基本方針が決まったばかりで個別の案件は「検討中」いつ回答できるかも未定とのこと。
「復興まちづくりの進め方(合意形成ガイダンス)」
「復興まちづくりの進め方(合意形成ガイダンス)」が国土交通省から示された。住民合意のステップを10段階にまとめている。ステップ3被災者とともに復興方針を確定する。陸前高田市はそこまでも到達していない。ステップ0を挿入したい。陸前高田市の場合「先ずこのガイダンスを読む」が必要だな。
防集移転事業計画の説明会が始まった。
地区ごとの防災集団移転事業計画の説明会が災害公営住宅の予定のないところから始まった。「何度も書き直した図面なのでこれ以上の変更は無理。」との前置きで、「要求すれば再建は遅れます。」の常套句で恫喝。「うるさい役員は辞めさせろ。」と市の幹部が言う。陸前高田市民として情けなくなります。
パオの窯の壁土が台風で・・・
災害公営住宅地区別計画が発表された。
災害公営住宅地区別計画を公表、広田地区には60戸・団地数2~4ヶ所、入居予定は28年度、建設予定地は協議中、地域要望などに一定の配慮を行う。との報道。長洞地区に建設するのかしないのかは公表内容からは読み取れない。6/25「要求すればそれだけ再建は遅れます。」また恫喝されてみるか。
大船渡北小学校6年生修学旅行へ。
大船渡北小学校6年生が平泉・仙台方面に修学旅行に出発。旅行研修の実り多いことを祈りながら沿道で大漁旗を振って見送りました。台風4号と台風5号の間の絶妙なタイミング。修学旅行情報も一斉メールで写真付きで保護者に。すべて震災支援のお蔭ですが、自立できる教育予算の確保が被災地の課題です