感謝と失望 試される地域の底力


長洞地区高台移転用地の市と地権者との売買契約も終わり、工事入札の段階まできました。関係者の皆さんに感謝です。被災から2年3ケ月が過ぎようやく自宅再建の見通し・道筋が見えてきた思いです。2年3ケ月も過ぎたというのに市は市役所庁舎を津波浸水域の市街地にするか高台にするか住民アンケートや市役所職員アンケートを取って庁議で決めるというのんきなことにまい進しています。「大津波警報が発令されても避難行動をとらないで対応できる高台に」というのが常識でしょう。その判断・決断も出来ず浸水域案を何度も出しては引っ込め出し直しては引っ込めの為体、残念です。空気読めない決断できない復興リーダーに失望です。地域の底力で乗り越えていこうと思います。

夢「なでしこ工房&番屋」の基礎工事開始


「なでしこ会」(女性会員12名)の活動拠点になる「なでしこ工房&番屋」の基礎工事が始まった。長洞元気村が仮設住宅の活動から本設・復興・地域づくりに動き出す一大プロジェクトである。資金をどう確保するか大きな課題だが、動き出すことで地域に活力を生むビックニュースである。小さな漁村集落長洞の大きなチャレンジだ。心からのご支援を期待しています。

長洞未来会議で確認した計画図(2012.7.15)

復興センター(集会所)の玄関ドアです。

長洞元気村では被災地視察ツアーなど受け入れています。