震災後に人災が起こっているのかも。


集落ごとのコミュニティ維持を強く求めた集落民・被災者の願いは陸前高田市では叶わないこととなる。経済的弱者は何ケ所かの集合住宅・災害公営住宅にまとめられることになる。地域的(集合住宅ごと)な偏見が生まれないか心配だ。震災は仕方ないがこれから起こる格差の問題は人災と云えないだろうか。

戸建災害公営住宅はできない!?


「戸建の災害公営住宅建設の要望は広田地区だけです。今、家を建てられない住民が5年後に1千万円で住宅の払い下げを受けれるとは思えない。」戸建の災害公営住宅の建設はできないと言う、陸前高田市長の回答である。地区に1戸の公営住宅と云うのは公営住宅の本来の考え方と大きくかけ離れている?

ようやく戸建ての希望戸数を要望。


「集落ごとの用地確保の見通しもついたことから戸建の災害公営住宅を集落ごとに希望する戸数(広田地区合計39戸)の建設整備をお願いする。」要望書を本日提出する。広田地区に集合住宅で60戸(3か所程度)が市の方針と云う。地域コミュニティの維持(絆)はこれからの街づくりに欠かせないのだ。

経済効果を生むツアーの受け入れへ。


11月は「鮑の口開け」がある。十分な対応は難しいのでは・・。日程を工夫すれば何とかなるかも・・。「スタディツアーやボランティアツアーの受け入れについて」話し合った。「昼食づくりや被災体験談を提供お世話して長洞元気村の経済的な効果を生み出そう。」と云うもの。その一歩を踏み出せるか。

明治学院大学学生ボラさんのチャレンジ!


昨日の明治学院大学の学生ボランティアの方々のチャレンジも凄い。アップダウンの激しい気仙路を自転車で高田ー広田ー大船渡ー高田と移動しツアー受け入れのお礼に回ると言う。「ママチャリでこれは無茶」と思われたが午後5時、「無事戻りました」との電話。まさに台風一過、青空が眩しい朝だ。