長洞部落会の総会が今日の夜開催される。被災世帯の会費免除や事業の縮小・削減が主な議題だ。震災とその後の困難を地域力で乗り越えた部落会である、その成果を確認しながら次のステージに向かいたい。役員も一新、集落復興の体制を強化推進、長洞元気村役員は高台移転に集中して取り組むことなる。
安達さんと伸さんによるパオの天蓋シート固定作業
高台移転にも明るい日差しがほしいなぁ~
仕事から帰って「パオ」を覗く。「雨が降ったらやばくないか。」天蓋シートを取り出してゴソゴソ始めたら、村民が集まりだした。竈に屋根をかける作業も始まる。柱が建って形が整う。「ごし餅は蒔かないの。」とナデシコ。「ナンを蒔くからを焼いてけろ。」と棟梁。笑いが広がった。実現しそうな話だ。
竜巻や大雨の痛々しい爪痕を残したGW.陸前高田市も浸水による通行止めや土砂崩れなど震災被害に追い打ちを受けたGWでした。私にとっては夢「パオ」プロジェクト一色のGW.(株)包・(株)海賊・マナックカフェ・環境デザインスタジオほか多くの方々との交流。小さいけれどi岩手日報の新聞記事にも掲載され良々です。
巨大な鳥かごみたいなパオの骨組みです。パオ製作の最高の美があります。
岩手日報の記事
せっかくの連休だというのに大雨の予報。パオ建立の発起人である森反教授と安仲さんが東北新幹線で雨を連れてくる格好。夢パオプロジェクトに水を差す雨だが、あわてるなと言う戒めかもしれない。ケセラセラっとやり過ごすことも重要だ。夢パオプロジェクト第2弾「パオの活用」を考えることにしよう。
「ユース・アクティ」7特集ー東日本震災の”これまで”と”これから”。震災で改めて問われた「縁」。長洞元気村が紹介されたフリーペーパーが送られてきました。大学生の視点で被災地から取材し記事にしたものです。「熱意は人を動かし、社会を動かす」国際ボランティア学生協会の皆様。ありがとう。