津波注意報、30人ほどの避難者を受け入れ。


強い地震・津波注意報。仮設住宅の集会所に避難してくる人たちを迎え入れる準備、長期戦に備え「なでしこ会」が炊き出しを始めお結び体制を確立。総勢30人ほどの避難者。集会所はあっという間に満杯。空いている仮設住宅の活用はできないものか。そんな声も上がるが、役所にはそいう考えはない。

動けばできる!公務員!


”スーパー公務員”羽咋市の職員高野誠鮮さん。「紙の計画書だけでは村は変わらない。」「出すぎる杭は打たれない。」と、とにかく動いて過疎高齢化がすすむ集落の再生プロジェクトに取り組む。結果、自活自立する集落づくりが実現する。できない、やれないことばかり言う公務員。やる気がないんだね。

子どもたちのために、学校の未来像を伝えられた、かな?


「学校事務職員として 地域住民として 何よりも未来ある子供のために何ができるのか 一人の人間としての可能性を感じる事ができました。子どもたちのために私に何ができるのか、学校の未来像が見えた時間でした。」と云う、アンケート記述に、「やって良かった。のかなあ~。」と胸を撫で下ろした。

海はよみがえっている!


今年2回目のアワビの口開け。息子と2人で出漁8Kgの水揚げだった。1回目は講演に出かけて出漁できず悔しい思いをしたが、ワクワクする思いを隠せずに舟を出した。海の中は確実に回復し蘇ってきていることを感じさせられた。三陸の漁業の可能性はチャレンジする人と生業の仕立て方にかかってくる。

飲みながら食べながら考えよう。とれたてホップも最高だぜぃ。

 

 

なでしこゆべし、おそるべし。


株式会社スパーズの社長さんが長洞元気村の事業用のホームページを立ち上げる打ち合わせに来村。コンピュータ利用分析なるものを紹介された。ブログ”なでしこゆべし”のアクセスが元気村を上回る勢いであることを知らされた。本家事務局は残念な思いも心をよぎるわけで喜んでばかりはいられないんだな

ゆべし大人気!


「村おこし」に立ち上がった長洞元気村「なでしこ会」注文を受けて今日もゆべしづくりです。東京三鷹の堀池さんの注文ですが、元気村のなかから便乗した注文がその6倍、注文があったのでゆべしづくりをしますと云う連絡をすると「それならば・・うちの分も」となる。隠れ注文・隠れ人気・潜在需要?

初雪。2度目の越冬。


陸前高田市にも初雪。スキーを楽しむ私でさえも仮設住宅での越冬は寂しくつらいイメージが広がる。お隣さん同士の顔合わせも少なくなりがちですが、2度目の越冬に知恵を集めて備えたいと思っていた、そんな折、霞が関寄席のライブ中継「馬吉・駒与志二人会」を鑑賞した。奥深い久々の味わいだった。

戸建ができないのは陸前高田市だけ?


隣、大船渡市の一戸建て災害公営住宅整備の指針が示された。「希望戸数、用地確保、コミュニティ維持などの一定条件が確保された場合、希望する地域組織と協議に入る。」と云う。11/27東海新報。何とも羨ましい限りだ。情報通の友人が来て「認めていないのは陸前高田市だけだ。」と言って帰って行った。平等性とか公平性とか住んでいる市町村によって変わるんですね。残念でなりません。

住民合意、集団知の活用を!


「陸前高田市が専門家の知恵を拒み住民との対話を望まないのは、いったいどなたの判断なのだろうか。どこの被災地と比較しても抜きん出て不誠実で違和感を覚える。」来村者からそんな質問が出る。今、長洞元気村が一番知りたいことでもある。如何なる事業でも政策でも住民合意は必要だ。今こそ「集合知」の活用を!

集合知による行政改革!!


コミュニティ政策学会の方々が最近のブログコメントを見て「長洞元気村は大丈夫だろうか。」と訪ねてきた。高台移転や災害公営住宅の市の計画と経過を報告し、月刊地方自治「職員研修」の~「長洞集落は蘇るか」復興まちづくりの現在・森反章夫論文についての意見交換を行った。集合知による行政改革だ。

震災前に造ったカヤックです。もちろん材料は全て気仙産の杉板です。実家の軒下から長洞元気村にやってきました。村上誠二所有・進水式は来年の夏かな。