高台移転に関る被災地(宅地)は市が買取ることとなるが、その後の活用の計画は示されていない。水産加工場や漁具置場・浜小屋など漁業復興には欠かせない貴重な場所である。防潮堤と漁港周辺の整備計画を示していただければ、自力で再建を目指している漁民が漁業復興に向けて動き出せるのだが・・・。
揃ってきた舟・ウニ漁も間近です。
ワカメ養殖組合員の共同作業6/8
明治維新、賊軍となった奥羽越の同盟国の民は、その後の長い歴史の中で政治や行政に期待できない分を、集落の絆でカバーしてきたのだと思う。日本国際放送から世界各国に長洞元気村の取り組みの様子が放送になる。地域コミュニティ(絆)の力で災害を乗り越えようとしている元気な被災者の姿である。
5月の大雨で土砂が流れ側溝を塞いだ。土砂揚げ作業は量も多く住民だけでは困難と判断、ボランティアセンターに依頼。結果6/10の作業予定となった。もちろん地域住民も一緒に作業することになる。復旧作業にスピード感を求め過ぎたのか、至る所で不具合を起こしている。急いてはことを仕損じるかな
被災直後3/14の産経新聞、「生きてただけでよかった。」との見出しで瓦礫の陸前高田が紹介された、自分の命と「奇跡の一本松」を重ねてこの松を見守ってもきた。今、枯れたこの松をどうするか。陸前高田市長が悩んでいる会見が今朝のニュースで流れた。生きてただけでよかった一本松から卒業だな。
命の輝きを見る思いの感動の運動会。朝早くからの準備、煌煌とした日差しの中で躍動する子どもたち、ビデオ撮りの私、疲れ果ててしまいましたが充実した一日でした。夜は高台移転に関る打ち合わせ会議、マンボウの刺身・筍の天ぷら・タナゴの唐揚げ・ビール・・。囲炉裏を囲んで至福の時間、最高です。
震災犠牲者への追悼・鎮魂の舞「赤沢鎧剣舞」明日行われる大船渡北小学校の運動会で披露される。武者・亡者の荒ぶる御霊を念仏(経典のささら)で治めるのだ。1年前、静まり返った会場、張り詰める緊張感、無常の響きと思い、想像力を駆り立てる。「供養」という奥深い意味を感じさせられる舞だった。
5/26の夕刊読売新聞「パオから元気発信」の記事、交流・復興の基地として活用されている様子が魚眼レンズの向こうに見えます。日本国際放送の取材には間に合わなかったが、国際交流の場として活用することも各国に紹介したいなぁ。日本に来ている留学生など大歓迎。寝袋持参・奉仕作業と交流会付。
日本国際放送の高橋太郎さんから放送予定のメールです。タイトル:FORWARD#26「Best Hope: Community Ties」6月8日(金) 日本時間: 8日 9:30- / 13:30- / 17:30- / 21:30- 9日 1:30- / 5:30-