考えてばかりじゃなくって動かなくっちゃ。


テレビに「極上のイカ」が出てきた。見ていて思い出した。釣りたてのやりイカ・スルメイカも美味いんだよな。今の時期だと夏スルメ、震災前のこの時期は朝早く出て朝食はこのイカ刺しだったじゃないか。考えてばかりじゃダメなんだよね、具体的に動かなきゃ。雨模様のため土砂揚げ作業は来週に延期。

高台移転に関る被災地のその後を示してほしい。


高台移転に関る被災地(宅地)は市が買取ることとなるが、その後の活用の計画は示されていない。水産加工場や漁具置場・浜小屋など漁業復興には欠かせない貴重な場所である。防潮堤と漁港周辺の整備計画を示していただければ、自力で再建を目指している漁民が漁業復興に向けて動き出せるのだが・・・。

揃ってきた舟・ウニ漁も間近です。

ワカメ養殖組合員の共同作業6/8

 

 

地域コミュニティの力。


明治維新、賊軍となった奥羽越の同盟国の民は、その後の長い歴史の中で政治や行政に期待できない分を、集落の絆でカバーしてきたのだと思う。日本国際放送から世界各国に長洞元気村の取り組みの様子が放送になる。地域コミュニティ(絆)の力で災害を乗り越えようとしている元気な被災者の姿である。

急いては事をし損じるかな。


5月の大雨で土砂が流れ側溝を塞いだ。土砂揚げ作業は量も多く住民だけでは困難と判断、ボランティアセンターに依頼。結果6/10の作業予定となった。もちろん地域住民も一緒に作業することになる。復旧作業にスピード感を求め過ぎたのか、至る所で不具合を起こしている。急いてはことを仕損じるかな

広田に来たなぁ~。あれ?杉の木立が・・・


広田に来たなぁ~。と思うのは大野海岸と田谷浜(海水浴場)の白い砂浜を左手に見ることができる大野の下り坂だ。小屋敷から右にカーブして杉の木立を過ぎたあたりがその瞬間である。ところがこの杉の木立が伐採され無くなった。眺めはいいのだが海に吸い込まれそうでヒヤッとする。驚いてしまった。

生きてただけでよかった一本松から卒業。


被災直後3/14の産経新聞、「生きてただけでよかった。」との見出しで瓦礫の陸前高田が紹介された、自分の命と「奇跡の一本松」を重ねてこの松を見守ってもきた。今、枯れたこの松をどうするか。陸前高田市長が悩んでいる会見が今朝のニュースで流れた。生きてただけでよかった一本松から卒業だな。

第8回広田地区集団移転協議会


第8回広田地区集団移転協議会に出席。町内の各地区の高台移転に関る進捗状況の確認、いよいよ中沢地区測量・泊地区市による地権者交渉開始の情報。防潮堤の説明会も進んでいる、高さを既存8.5mか10.4mか12.8mか。で住民合意を図りたいらしい。案内が被災者限定には疑問の声ばかり・・。

単独方式で住宅再建を進める戸羽邸(元気村隣)

元気村から県道を横切って山側に登った所の村上邸

命の輝きを見る思い、感動の運動会。


命の輝きを見る思いの感動の運動会。朝早くからの準備、煌煌とした日差しの中で躍動する子どもたち、ビデオ撮りの私、疲れ果ててしまいましたが充実した一日でした。夜は高台移転に関る打ち合わせ会議、マンボウの刺身・筍の天ぷら・タナゴの唐揚げ・ビール・・。囲炉裏を囲んで至福の時間、最高です。

追悼・鎮魂の舞「赤沢鎧剣舞」、明日大船渡北小で。


震災犠牲者への追悼・鎮魂の舞「赤沢鎧剣舞」明日行われる大船渡北小学校の運動会で披露される。武者・亡者の荒ぶる御霊を念仏(経典のささら)で治めるのだ。1年前、静まり返った会場、張り詰める緊張感、無常の響きと思い、想像力を駆り立てる。「供養」という奥深い意味を感じさせられる舞だった。