残念な思い。浸水域の建設案。


残念な思いである。一本松伐採のニュースの裏で、陸前高田市は津波浸水域に市役所を建設する案を示した。二度とあってはならない過ちである。私は、3.11市役所の屋上に残された市役所職員と市長の姿を高台から見ていた。庁舎や市民会館から聞こえる悲鳴を戸羽市長はどんな思いで聞いたのだろうか。

ITボランティアの集中強化レッスン


夜の特訓、ITボランティアの集中強化レッスン。村長と義雄さんと私と妻4人で頑張っています。「理屈じゃなくて感覚で覚えていく。」でいいんですかねぇ~。フェイスブックには次々とチャットやコメントが届くし目が回る思いです。輪が広がっていく感じが何とも言えません。お手柔らかにお願いします

フェイスブックに参加したものの・・・


フェイスブックに参加したがよく解らない。教えて貰うつもりで帰ってきたらボランティアの方々、温泉・夕食・懇親会に出かけていて空振り。夢は広がるが消化できる能力・技術がない。諦めないことが成功のコツとはよく言ったもので諦めたい思いが大きく大きくなっていく。どっちにしても一歩一歩だ。

クビになったんじゃないか!?


「クビ(解雇)になったのではないか。」勤務日に駐車場にある私の車を見た村長が心配してと声をかけてきた。私は長洞元気村支援のために来村した方々との面談のため2日間仕事を休んで対応していたのだった。隣のおじちゃんも同じく声をかけてくる。「何があったのが?」見守られ支えられて今がある。

今日も大車輪で!


高台移転に関る地権者との話合い2件、合間を縫ってITボランティアの方々から教えてもらうフェイスブック、たまたま顔を出した市議会議員との市庁舎建設問題の街頭討論会、夜は経営共創基盤の柴田さんに呼び出されてホテル丸森で被災直後の語り部。日程に追われて一日が過ぎた昨日。今日も同じかな。

「長洞元気村IT革命第3弾」


「長洞元気村IT革命第3弾メール・コメントを送れるようになろう」のためにITボランティアの若い方々7名が来村。ホームページの更新や「農業・漁業の情報も載せたい。」は事務局長。「アーカイブに被災体験記録を載せたい。」は武井さん。フェイスブックやツイッターについても教えてもらおうっと

アメリカからの修学旅行受け入れを。


「アメリカからの修学旅行生受け入れを考えてみませんか。」と経営共創基盤の柴田さんと国際交流コーディネーターの小関さんが来村。夜の広田地区高台移転協議会でもこの話題「今できるのは長洞元気村だと思うが、広田町全体に広げることもこれからの復興計画に入れてみてはどうか。」そんな声。小さな夢が広がっていくようなそんな思いです。・

パオに移動して「別世界だ。」癒し?寛ぎ?

役場の職員の覇気が・・・


「市役所庁舎は綺麗に整理されてきたが、職員の覇気が無くなっている。」東北の各市町村を回ってみて強く感じさせられると言う。富士通の東日本復興・新生支援本部の方々と復興状況の意見交換を行った。市は一本松に心も予算(1億)も奪われ周りに目が向いていないようだ。被災者は悲しくなってくる。

内閣府の専門家派遣事業はどうなっているの?


「私たちが要望した内閣府の専門家派遣事業の適用は考えないことにしたのですか。」副市長に電話で尋ねた。「広田コミセンと調整中(専門家が住民の考えを混乱させているという意見がある)」と云う。コミセンの会長に電話してみると「そんな事実はない。」と云う。デマでこの事業が全く動いていない。

JICAと復興まちづくり


JICAと復興まちづくり研究所の被災地調査団が来村。福島・宮城・岩手を回っている方々だ。「目に見える復旧・復興の進捗状況では陸前高田市の遅れが際立っている。」と云う。一本松やメモリアル公園構想にシフトし過ぎではないかと思う。住民合意を図りながら、住宅再建・生活再建を進めてほしい。