「故郷の復興を担いたい。」と若い一家(4人)がこの夏、長洞元気村にやってきた。長洞に骨を埋める覚悟と云う。心から拍手だ。本日「笑顔の集まる盆市」が開催される。墓参り用の花々・蓮の葉や青りんご、先祖と繋がる伝統行事でなでしこ会を中心にした人と人が繋がっていく。自慢のゆべしも並ぶ。
なでしこ会準備中
復興対策局から4名、村長・事務局長・復興まちづくり研究所の2名の合計8名で高台移転に関る打ち合わせ会が8/10夜行われた。地権者の意向や被災者の意向と長洞元気村からの要望を聞いていただける貴重な機会であった。復興方針には異論はあるが、市担当者の対応は吃驚するほど変わっていた。
東北ピースラン・岐阜県の後藤健治氏が8/5仙台空港から8/8大船渡市まで被災地を心に焼き付けながら走っている。炎天下での後藤チャレンジに頭が下がる。本日が最終日、長洞元気村で宿泊交流する予定だ。東北大震災は多くの命・財産を奪ったが、心ある人々を突き動かし社会変革へ誘っている。
「長洞地区高台移転案」説明会、8/10夕方、市の担当者が図面を持って説明に来村予定。別府から帰って一番に知らされた。陸前高田市復興対策局・建設課が考える「コミュニティ重視の長洞復興案」じっくり検討したい。被災者にとっては終の棲家となる「家」再興の重要課題である。焦らずに取組みたい。
大分県別府市の温泉地で開催された日教組の学校事務研究大会で「大震災から何を学ぶか」の演題で講演して、今戻りました。4泊5日朝から満腹ほろ酔いコースの旅程にどっぷりつかって、5日後の今日はさすがに怖くて体重計に乗れません。参加者920名の講演もまずまず。帰った仮設で一人で乾杯!です
「被災体験を語り継ぐ」ため大分県の別府温泉へ出発。全国から学校事務職員が集まる研究集会での講演だ。ウニの口開けに出漁できず残念だが、長洞元気村を売るのも私の役割、しっかりと取組みたい。昨夜は広田町高台移転協議会、いろんな人のいろんな思惑が組織を揺さぶってくるようだ。不可解不可解。
ミニミニコンサート・カラオケのど自慢・凧揚げ、お絵描き会・わとちゃん食堂(焼き肉昼食会)。ミニサーカス隊との懇親交流会、長洞元気村村民、ステキな時間と空間と多くの方々の心に感激感動。「おやじの前で初めて歌(カラオケ)を歌った。」と村長。一番言いたいことが言えないから歌や絵がある。