「新しい長洞づくり」の胎動を感じつつ


長洞地区高台移転候補地の境界確認を終え、1/21から造成工事に向けた測量調査に入ることとなった。早速、山を歩いてみました。境界杭にピンクのリボン、大きな事業が動き出していることが実感できました。被災から間もなく2年、ハード・ソフト両面からの「新しい長洞づくり」の胎動を感じつつ

原稿の締切、講演依頼、なんだか忙しいなあ。


学事出版の原稿の締め切りが迫ってくるがなかなかまとまらない。そうなると一か月を切った所沢市の講演会が気になる。遅延の連鎖かなぁ~。今日一日で原稿は仕上げたいのだが・・・。「2月に二泊三日で四万十ドラマ(高知)へ起業(村おこし)の視察に行きませんか。」との企画。皆していがねぇべが。

池内タオル社長と・・・


「風で織るタオル」で有名な池内タオルの池内社長とお話しする機会を頂いた。長洞元気村が「世界の頭脳」ハーバードビジネススクールのスタディツアーを受け入れたことをご存じで、初任給で4000万円を下らない方々からいくら頂いて迎えたのか問われ恥ずかしくなってしまった。もう少し頂いても可か

景気回復はどこまで持続するのか。


「アベノミクスで景気回復なるのかそれとも流動性の罠にはまるのか」1/16の研修会では、これからの日本経済に懐疑的な見方が多かった。上向きになった経済だが「1年もつかどうか」と云う。1年ではどうにもならない住宅再建、それにかかる消費税の問題、進まない復興、被災者はどうすればいいんだ

さすがハーバード!


不安だった言葉の壁は素晴らしい通訳・Victor stoneさんのお蔭で何とかクリア。「コミュニティでの助け合いはアメリカでは考えられないが、この強い絆はどうやってできたと考えますか」「この地区の要望を市役所が拒む理由は?」などの質問の手は上がりっぱなしでした。さすがハーバード。

感動いっぱいの一日


ハーバード大学大学院の学生30名を受け入れる助っ人に岐阜県から学校事務職員の河合しのぶさんが来てくれました。しっかり「なでしこ会」の一員です。ありがとうございます。ハーバードの学生さんは本当に真剣に熱心に聞いてくれました。「ここの仮設住宅は被災前の家の並び順に入居しています。」という報告に「ウぉー」というリアクション。なでしこ会のおもてなしの昼食、ミズキ団子づくり体験・Vサインプロジェクトのボランティア活動、言葉は通じなくても心は通うんですね。感動いっぱいの一日でした。

村長(戸羽貢)の話を聞く学生

Vサインプロジェクト

ミズキ団子プロジェクト 河合さんも頑張っています。

全員集合

 

 

明日いよいよハーバードビジネススクール


被災地近接・コミュニティ丸ごと・被災者主体の英訳ができません。安否確認・食料確保・分宿避難も難しい。短い言葉で長洞元気村について世界に発信したいと思っても言葉の壁で躓いてしまう。明日いよいよハーバードビジネススクールの方々30名を迎えることとなる。ウェルカム・グッバイ 一期一会で

迎賓館「パオ」の出番!


ボランティアや視察ツアーを受け入れることとしているが、さすがに今年の寒さは厳しい。30人での昼食ともなると16畳の談話室だけではどうにもならない。そんな時、直径5mのアフガニスタンから輸入して建てていただいたパオの出番だ。1/13ハーバードビジネススクール30名 2/10立命館宇治高校 2/24明蓬館高校15名 3/3前沢町の方々20名・・・。長洞元気村の迎賓館「パオ」の出番である。

2012.5.5建立作業の様子

長洞元気村2013チャレンジ!


今年も水平線からの初日の出に大きく柏手を打ち飛躍の年でありますように祈りました。長洞元気村2013チャレンジの始まりです。今年もご支援よろしくお願いいたします。

年末に長男が長洞漁港で釣り上げました。40cm超の大物です。海は確実に蘇ってきています。知恵と力を出し合って長洞の復興を目指します。

長洞地区防災集団移転事業と戸建公営住宅の実現に向けて諦めずに取り組んでゆきたいと思っています。

がんばっぺし陸前高田 一緒にやりゃすぺぁ長洞復興

 

なでしこ「笑顔いっぱい」の帰還。


寒波・風雪ために新幹線が40分遅れ大船渡線の乗継で1時間半、結局「なでしこ」の到着は暗くなってからだった。スパーズの方々、ITボランティアの方々、長洞元気村の支援者の方々に支えられて「笑顔いっぱい」で帰ってきました。今日は4回目の鮑の開口、元気を取り戻し成長している実感。いいね。