「陸前高田市の復興は大丈夫なのか。」「一本松をどうするこうする言っている場合じゃないのではないか。」お盆に帰省した方々からそんな指摘を受ける。陸前高田市の復興への動きが見えない。5mの嵩上げには一体何年かかるんだ。諦めるしかないのだろうか。旧市街地跡にいる動く七夕が何処か寂しい。
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太田大念仏剣舞慰霊訪問
復興を願う「カエルの絵」
名物だった長洞集落の万灯篭、いつの日か。
名物だった長洞集落の万灯篭は全て流されて無くなってしまった。各集落に灯る灯篭を見るとどうやって復活させようかと考えてしまう。先ずは生業と住宅再建、その後だな。これもゼロからの出発だ。何とかしないとな。砕け散った夢のかけらを一つひとつ拾い集めて紡いでいくのが復興なのかもしれない。
掛川から帰省した息子たちと。
掛川から帰省した息子を加えて家族全員(6人)勢揃い遠野名物のジンギスカンを囲んだ。自然に発災直後のそれぞれの行動とその時々に得た情報の話になる。「広田半島生存者2名にはマイッタナ。」伝言ゲームのような情報収集、友人・同僚のフェイスブックでの安否確認、意外な人たちの活躍があった。
「故郷の復興を担いたい」
復興対策局とのうちあわせ。
復興対策局から4名、村長・事務局長・復興まちづくり研究所の2名の合計8名で高台移転に関る打ち合わせ会が8/10夜行われた。地権者の意向や被災者の意向と長洞元気村からの要望を聞いていただける貴重な機会であった。復興方針には異論はあるが、市担当者の対応は吃驚するほど変わっていた。