早稲田大学の佐々木教授と学生5人に被災地体験ツアーに参加いただいた。3.11の地震のあと海辺で働いていた長洞の人たちが声を掛け合って避難した足取りをそのまま再現しながらの語り部(なでしこ会の金野悦子さん)ツアーである。雨模様の中傘をさしてのツアーでしたが現地での話は迫力があります。長洞元気村集会所では元気村事務局長(私)の「プレゼン長洞元気村」。議論は長洞地域の「絆」の強さについて、そして「地域コミュニティと戸建の災害公営住宅」「公平性とコミュニティの関係」など、学生諸君の真摯なまなざしと佐々木教授の助言がが印象的な3時間でした。
作成者アーカイブ: genkimura
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じぇじぇじぇ「春蘭」発見
松本佳奈IN長洞元気村
稚内市のホッケ隊の方々で~す
千里寄せくる海の「気」を吸う
一番大事だったコミュニティが壊されてしまう
長洞元気村の夢は地域コミュニティを維持したままの「長洞集落の地域内での希望者全員の高台本設移転」だった。用地も準備できたし住民の意思も確認できていた。4/25陸前高田市の建設課に村長とともに呼ばれて言われた回答は災害公営住宅は長洞地域以外に建設することとするので災害公営住宅希望者は長洞集落から切り離されることとなると云うことだった。地域コミュニティをバラバラにする行政を一体だれが信用できるのだろうか。残念で仕方ない。
桜満開
平等ってどういうこと!
「地域コミュニティを守ったうえで地域復興を成し遂げたい。」長洞集落の総意である。ところが自力再建できない経済的弱者は災害公営住宅である集合住宅に集めるという。住んでいたところからは離されることになる。行政は経済的弱者という被差別集落に似た集合団地を造ろうとする。地域の絆はそんなものではない、人としての思いを大事にしたいのである。100年以上も前に世話なった家がある、代々語り継がれ、それはいつかは返さなければならない報恩の思いである。それが、長洞の絆である。百年千年の歴史の中で生きている集落に住む人の思いを今断ち切るわけにはいかない。
東北視察ツアー(都市計画家協会)元気村来村
震災直後から支援いただいている復興まちづくり研究所のメンバーである(株)地域計画連合代表取締役江田隆三さんほか25名の方々が来村。「大震災をどのように乗り越えたか。」「新しい長洞をどのように創ろうとしているのか」について長洞元気村村長と事務局長から熱心に聞いていただきました。パオでのお茶っこタイム、「土産品ゆべし」など購入いただき、なでしこ会との交流も楽しく行われました。長洞元気村はお客さんを迎えて元気になっていることを教えられました。