上海大学の被災地体験ツアーで~す


長洞元気村からの繋がりが世界各国に広がって、驚きです。上海大学から10名来村。私たちの思いがどれくらい伝わったのか不安ですが、質問も多く学ぼうとする熱心な姿に感銘を受けました。お世話頂いた方からは「日本の本当の姿は東北の被災地の中にあるのではないか。」「中国と日本の懸け橋になろうと考えている学生には被災地で学ぶ体験は何にも代えがたいものがある。」などの感想を頂きました。この日はウニの開口日、新鮮なウニを食べて大喜びの学生さん。ゆべしはレモン味が気に入ったようです。ありがとうございました。

感謝と失望 試される地域の底力


長洞地区高台移転用地の市と地権者との売買契約も終わり、工事入札の段階まできました。関係者の皆さんに感謝です。被災から2年3ケ月が過ぎようやく自宅再建の見通し・道筋が見えてきた思いです。2年3ケ月も過ぎたというのに市は市役所庁舎を津波浸水域の市街地にするか高台にするか住民アンケートや市役所職員アンケートを取って庁議で決めるというのんきなことにまい進しています。「大津波警報が発令されても避難行動をとらないで対応できる高台に」というのが常識でしょう。その判断・決断も出来ず浸水域案を何度も出しては引っ込め出し直しては引っ込めの為体、残念です。空気読めない決断できない復興リーダーに失望です。地域の底力で乗り越えていこうと思います。

夢「なでしこ工房&番屋」の基礎工事開始


「なでしこ会」(女性会員12名)の活動拠点になる「なでしこ工房&番屋」の基礎工事が始まった。長洞元気村が仮設住宅の活動から本設・復興・地域づくりに動き出す一大プロジェクトである。資金をどう確保するか大きな課題だが、動き出すことで地域に活力を生むビックニュースである。小さな漁村集落長洞の大きなチャレンジだ。心からのご支援を期待しています。

長洞未来会議で確認した計画図(2012.7.15)

復興センター(集会所)の玄関ドアです。

長洞元気村では被災地視察ツアーなど受け入れています。

美人女性建築家の皆さんとパチリ!


住総研の岡崎さん、田園調布学園大学や文化学園大学の教授の方々、建築事務所や大学で活躍している女性建築家の方々合わせて6名、ランチ&被災地語り部ツアーにお出でいただきました。雨模様で現地案内出来なかった部分もありましたが、伝えたいことは伝わったのではないかと思います。東海大学の先生に紹介されたということでした。「繋がっていく」そのことに驚きを感じた次第です。美人女性建築家の皆様ありがとうございました。

なでしこ会と「めぐ海」工房のチャレンジ


被災地体験ツアーを受け入れるときは必ずメニュー検討会が行われる。学校給食の一番人気「ワカメごはん」はどうだろうか。食べたこともないメニューでは話にならない。早速、試作。賛否両論。とりあえず提供してみることとなった。これがなかなかの人気、定番メニューになるかも!

「めぐ海」工房のお焼きと椿油で揚げた天ぷらです。広田町の営農組合が主体になって立ち上げ、広田の特産品開発にも力を入れています。ワカメお焼きの味もなかなかなものです。

 

千代田化工建設ボランティアツアーの皆様 ありがとう


千代田化工建設(横浜)から37名のボランティアツアーが来村。今までにないくらい張り切って迎えたのは「なでしこ会」の方々。今回の目玉はワカメごはんとイカのぽっぽ焼きだ。私としてはワカメごはんが大ヒット。ウッドデッキやパオで美味しそうに食べていたのが印象に残った。草刈や周辺の環境整備もしっかりやっていただいた。来ていただくだけでありがたいのに・・・本当にありがとうございます。

 

ウニ漁間近 海女ちゃんに負けないぞ


広田湾漁協からウニ開口予定の文書が配られた。6月1日~6月15日開口予定回数は5回。早朝6時からのショウブ勝負。隣のおじちゃんは早速「かぎ」の準備に漁具小屋に向かった。岩手日報には釜石のウニ漁の記事、嫌が応にも漁師の血が騒ぐのだ。おりしもテレビでは北三陸の海女ちゃん!中三陸の浜の男たち、負けるもんですか。

 

 

被災地体験ツアー!議論は「地域コミュニティと災害公営住宅」


早稲田大学の佐々木教授と学生5人に被災地体験ツアーに参加いただいた。3.11の地震のあと海辺で働いていた長洞の人たちが声を掛け合って避難した足取りをそのまま再現しながらの語り部(なでしこ会の金野悦子さん)ツアーである。雨模様の中傘をさしてのツアーでしたが現地での話は迫力があります。長洞元気村集会所では元気村事務局長(私)の「プレゼン長洞元気村」。議論は長洞地域の「絆」の強さについて、そして「地域コミュニティと戸建の災害公営住宅」「公平性とコミュニティの関係」など、学生諸君の真摯なまなざしと佐々木教授の助言がが印象的な3時間でした。