焦らず行こう。


災害公営住宅希望者に市の提案を基に聞き取り調査を実施して役員会を開催、大船渡市の「災害公営住宅 戸建ても」の新聞記事を見ながら陸前高田市の方針の分析、広田地区高台集団移転協議会の戸建要望の取り組みもあることから「焦らず行こう。」という意見でまとまった。高台地権者の思いも確認したいし、長洞集落としての考え方もまとめていかなければならない。何よりも時間が必要だ。

生活排水が流れ込まない自然のままの漁場だ。茶色い杉は津波による塩害をうけた杉の木だ。

「被災者主体の街づくり」の実現を。


「被災者主体の街づくり」は陸前高田市では許されないようだ。長洞集落に欲しい公営住宅は5戸、なのに市は10戸造ると言う。これからの人口減少を考えたら空き家だらけになっていかないか。将来世代に負担をかけることになるのではないか。「なのになぜ」と聞く、返ってくる言葉は、「災害公営住宅については地権者と市の合意があればできること」「災害公営住宅についてとやかく言っているのは長洞地区だけです。」「市の方針ですから住民との熟議も合意も必要はないと考えています」だった。

仮設全戸集会は延期。


仮設全戸集会は延期、市の提案についての個別調査(地権者含む)を実施した上で、役員会・全戸集会の手順で時間をかけて決めていくこととしました。一人ひとりの思いをしっかり受け止めながら長洞のこれからをもう一度考えたいと思います。想定していた中の一番不安を煽る案で役員には試練の案です。

長洞地区災害公営住宅


長洞地区災害公営住宅は現在の仮設住宅団地の駐車場に鉄筋コンクリート2階建てで10世帯分考えている。市からの提案を受け仮設全戸集会で話し合うこととした。考えた案ではあるが話し合いの結果がどうなるかは全く予想できない。連携ができない役所の縦割りの弊害「合同の誤謬」に思えてならない。

10月の行事が決まってきました。


芋煮会のボランティア受入れ・猊鼻渓舟下りへの招待旅行、10月の行事が決まっていく昨晩の役員会。「支援を受けるだけでなく長洞元気村の主体的な行事にしたい。」という意見が出され、元気村の親睦交流会と位置付けて取り組むこととなった。今夕、成城自治会の方々が来村予定、私の学びの機会だ。

秋刀魚に梨、秋が届きました。


秋が届きました。秋刀魚はご近所からのお裾分け・梨は栃木の知人から宅配便で。気温は30度を超える勢いの夏日だが、朝夕は涼しく感じていた。そんなときに秋が届いたのだ、美味しさもさることながらこのタイミングに嬉しくなった。小さい秋小さい秋小さい秋見つけた。同時に食べ過ぎ注意期間突入だ。

つながることがいきること。


会わなければつながることはない。一期一会とは言わないが大事にしたい。土曜日は10人前後の団体2組、日曜日は1組と花巻から鎌田さん3人組が突然訪ねてきた。学生ボランティアの方々の真直ぐな視線に圧倒されそう。「繋がることが生きること」こんなにも多くの方々が繋がろうとしているんだ。

被災した我が家の庭の…


被災した我が家の庭の紅葉の木を伐採してきました。今年春若芽を出し黄緑色の葉をつけたのですが塩害でしょうか、この夏の暑さを乗り越えることはできませんでした。葉も落ち枯れてしまいました。植栽の時を思い出し一緒に過ごした日々に感謝しながらお別れしました。夏雲や生き残るとは生きること

なでしこのように強くなりたい。


防災集団意見事業を進める復興対策局と災害公営住宅の建設を進める建設課の方々が長洞地区の住宅再建案について説明したいとの連絡が入った。懸案であった長洞地区被災者のまるごと高台移転に期待が高まる。住民合意に向けた第一歩、ようやく始まることになる。これまでも闘いこれからもたたかい。「なでしこ」のように強くなりたいなぁ~。ちょっとくたびれたなでしこですが・・・。

できない理由、復興の格差。


陸前高田市は一戸建の災害公営住宅は平等性・公平性を保持できないという理由で、多くの要望があるにも拘らず建設計画はない。隣の大船渡市では条件付きで建設することとなった。できないやれない理由考えている陸前高田市。どうすれば要望を実現できるかを考えている大船渡市。復興の格差はそこで決る